地上で目にしている木の姿は
中心の太い”幹”があり、”枝”に分かれ、更に細い”枝”に分かれ、更に細い…細い…”枝”に分かれていますね。
では、地中はどうでしょう
激しい風、立っていられない程の台風、
洪水・豪雨で緩んだ土壌でも、木が倒れないのは
しっかりとした”根っこ”を深く深く、張っているからですね。
目には見えない地中では、太い”根っこ”が分岐し、更に”根っこ”が分岐し、更に細い…細い…”根っこ”となり木を支えているからですね。
同様に、人も木に例えると・・・
身体を支えているのは、足ですね。
そして、2足歩行の私たちの足裏は、地面に付いています。
地球の重力(引力)の影響を受けているからです。
その土台となる足元がグラついて不安定ですと、どうでしょう
足の裏はタコや角質で痛くないですか?
5本の指がしっかり使われていますか?
指1本1本が離れ、踏ん張っていますか?
指先のグリップ機能で、大地をつかんでいますか?
足が疲れやすくないですか?
外反母趾・偏平足・浮き指でないですか?
本来ある、骨の縦アーチ、横アーチが崩れている事が原因の一つでもあります。
そして、足元と骨盤との関係性を考えると
足裏(56個の骨) > ふくらはぎ(脛骨・腓骨) > 膝(膝蓋骨) > もも(大腿骨) > 【骨盤】へとつながります。
自由に脚を動かせるのは、股関節の動きによるものです。
大切なのは、骨盤が正しい位置にある事です
骨盤が、前傾・後傾・左右の歪み・ねじれ・開きすぎなどの状態では、
付け根となる(大腿骨頭)も正しい位置に納まりません。
その結果、もも(大腿骨) > 膝(膝蓋骨) > ふくらはぎ(脛骨・腓骨) > 足裏(56個の骨) にも負担がかかり、正しい位置での機能が出来なくなってしまいます。
不安定な、脚・足裏では上半身もグラついてしまいます
木で表すと、”根っこ”が張っていない状態です。
細く、枯れている、大地に根付いていない状態です。
当然その様な木ですと、倒れてしまいます。
又は、栄養分が行き渡らなく細く、不安定に揺らいでいる事でしょう。
人も、同様に当てはめると、
足裏が、不安定(浮き指ですと、踵と指の付け根の二点で立っている)
五本の指で、地面をつかんでいない。
根が張っていない状態です。
しっかりと、足裏の土台が出来ていないと、脛骨・腓骨 > 膝蓋骨 > 大腿骨 > 骨盤 も歪んで、変形・あらゆる痛みを引き起こしてしまいます。
立ち仕事での辛い、足の痛み・むくみ・冷えなどの解消には
まず 【骨盤力】 を付け対応していきましょう。